白熊音盤店奮闘記(1)=店長の悩みの巻

♪ これは北国のとある地方都市の鄙びた商店街に小さな(←余計なお世話)レコード店を
  構えている白熊店長とアルバイト店員の『詩音(うたね)』ちゃんのズッコケ・コンビの
  
お話です。
  飽くまで妄想・・・、じゃなかったフィクションであることをお断りしておきます。

   商店街のアーケードの入り口付近にあるレコード店『白熊音盤店』の店内は、今日も
   お客さんで賑わっていま・・・・・・いませんねえ。
    あらら、こんなことで大丈夫なんでしょうか?


 

 「店長~。誰もお客さんが来ませんね」
 「ううう、急いで開店したせいかな」
 「というか、マニアック過ぎるせいだと思いますよ」
 「へ!?これがマニアック?これでも割とメジャーどころを揃えたつもりなんだけどなあ」
 「ええーっ!これのどこが・・・・・・」
 「ブリティッシュ、アメリカ、ユーロ・ロックの基本中の基本ばかりだろ」
 「だいいち、店長のメジャーどころって感覚が解りません」
 「詩音ちゃんが知らなさ過ぎるんじゃないの」
 「そんなことないですよお。これでも毎月雑誌を読んで勉強しているんですからね」
 「まさか『ア○ア○』とか『ノ○ノ○』とかいうオチじゃないだろうな」
 「違います!」
 「おっ、その怒った顔もまた可愛いねえ」
 「あーっ、それってセクハラですよ」
 「うひひひ、オジサンはねえ・・・・・・」
 「何やってるんですか、店長。いきなりエロ・オヤジ・モード全開ですかあ」
 「おおっと、こんなことをしている場合じゃなかったんだ」
 「店長がしっかりしてくれないと困るんです。ちゃんと自覚を持ってくれないと」
 「うっ・・・・・・」
 「もうオジサンなんだから」
 「ああ、それは禁区だよ」
 「あんたは中森明菜か。禁区じゃなくて禁句でしょ。つまらないオヤジ・ギャグは勘弁」
 「ええ、どうせ50のオヤジですよ」
 「すいません、店長。私が間違ってました」
 「?」
 「店長は50のオヤジなんかじゃありませんよ」
 「おお、やっと解ってもらえたか」
 「いいえ、店長。今日で51になったんじゃないですか」
 「あ、忘れてた。今日が誕生日だったんだ」


  やれやれ、こんな調子で本当に大丈夫なんでしょうかねえ。白熊音盤店。
 しっかりして下さいよ、白熊店長。(月のわぐま記)


  ♪♪♪ 本日の店長 イチオシ ! アルバム ♪♪♪

             
      20060510185805.jpg                     20060510185556.jpg

   Sweet Thursday / Self  Titled☆☆☆☆★Rating =☆:2p ★:1p
   Ger ; Polydor  2310.051 ( '69 ) → CBS  S.65573 (Reissue='73 )
  
Us ; Tetragramaton  T-112  ( '69 ) 
        → Great W
estern Grammophone /  Columbia  KZ-32039    
                                                                   (
Reissue='73 
※L )
     Jap ; Epic / CBS-SONY ECPL-84 ( 邦題『優しい木曜日』 R )

    Jap ; Epic Int' / SME ESCA-7878 ( 2001 )

   20060606092807.jpg

  Picture:L to R =Nicky Hopkins(key),Alun Davis(vo,gtr),Jon Mark(vo,gtr)
                                      Harvey Burns(Perc),Brian Odgers(bass,woodwind)


(Note=店長の呟き)
  このアルバムは、Nicky Hopkinsが残した数々の偉大な業績、つまり関連作品の中でも
比較的知られている盤じゃないだろうか。
 また、他のメンバーも凄い。後にCat  Stevensのバック・バンドでギターを弾くことになる
Alun Davis、その彼のソロ・アルバム”Daydo”に参加することになるBrian Odgers と
Harvey Burnsの二人。
 そして、後にTommy Eyre(ex;Riff Raff)Mark-Almondを結成するJon Markという
ブリティッシュ・ロック界でも凄い面子だ。
更にMark-Almondの4th”Mark-Almond 73”Alun Davisが参加、というから実に面白い
巡り合わせのような気がする。
 このアルバムを一言で表現するならば、まさに良質なフォーク・ロックだろうか。
ちなみに米盤再発によって発売された国内盤の邦題は、J・スタインバックの『優しい木曜日』に
因んで付けられたようだが、むしろ『穏やかな木曜日』という表現の方が適切だと思う。
 何故ならば、スリーヴに写っている5人の清々しい表情が、すべてを如実に物語っている、と
感じるからだ。
そう思うのは僕だけなんだろうか。                               
                         (21 April 2006+16 May 2006 補足、追記)              

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コメント

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お誕生日おめでとう!店長!

影が応援してますよ!
だって、このバンド知らないもん…v-17

感謝、感謝

Tommyさん、遥か遠くの『白熊音盤店』にご来店いただき有難うございます。
4/11に開店の挨拶をして以来、ちっとも記事をUPしていなかったので、忘れ去られているのではと心配していました。(笑)
実は同時進行で記事を書いていたのですが、もうひとつの方が大作(?)なので、こちらの方を
取り急ぎUPしました。
 ただし、細かい部分では修正の必要があるので、少しずつ手直してゆきます。
 尚、今回紹介した"Sweet Thursday"は、後にCat Stevensのグループに加入するAlun Davisや
Mark-Almondを結成するJon Markが在籍したことでも有名なグループです。
これは後日に改めて記事にする予定です。
 それはそうと、誕生日のメッセージを有難うです。51のオジサンですが、何とか頑張ります。(爆)

ども、こちらでは初めまして。
あと、お誕生日おめでとうございます。
51ですか。ワシはハタチなので、親子みたいなもんですな(嘘)。

Sweet Thursdayはワタクシ、チェリーボーイなんで
よく分かりません(爆)。
でも、ジョン・マークのソロとマーク=アーモンドなら
持っています。
キモチイイ音楽ですな。あれは。地味だけど。

Mark-Almond

 ジェネスシさん、ようこそお出でいただきました。感謝です。
Jon MarkのソロやMark-Almond(特にCBSからの3rdと4th)が
気に入っているのであれば、これは間違いなく必聴盤ですよ。
 ただ、最近では入手し難くなっているかもしれませんが、是非とも探して入手してみて下さい。

>キモチイイ音楽ですな。あれは。地味だけど。

 そうなんですよ。地味で気持ち好いのが英国産岩石の醍醐味かなと思うんですが。
実はアルバムについて書いているうちに保存の時間がオーヴァーして白紙状態です。頭もだけど。

がらがら・・・(戸を開ける音←自動ドアじゃないのかい!)客がいない!このレコード屋(←死語?)

ぷくちゃんといいます。以前店舗の施工の仕事をやっていました。書店、CD屋の店舗什器は棚の数が多くてかなり気が狂いそうになってしまった事を思い出します。(←結局今に至るまで気が狂っている)

これからもよろしくお願いします。

♪ ぷくちゃん(さんを付けると可笑しくなってしまうので、これで失礼します)遠路はるばる御来店有難うございます。
見栄を張ってダミーの写真を貼っていたけれど、遂にバレてしまいましたか。(爆)
実は木製の引き戸で老朽化した建物のレコード屋が好きなんですよ。(←負け惜しみ?)
触っているうちに手が真っ黒になってしまうようなレコード屋がね。
こういう所って、何かしらの掘り出し物があったんですよね。
未だにCDショップという呼び方に抵抗があるアナログ人間なので。(白熊なのに、という突っ込みはナシで)
 
 今後とも宜しくお願い致します。