Between Today And Yesterday = Yesterday Side

♪ 前回のエントリーに続いて紹介する女性SSWは Yesterday Side ということで、1970年代に
活躍してマニアックなファンから支持を得ていた伝説のSSW佐井好子登場だ。

 Front _ Obi Back_20170519223049ed2.jpg

 Insert Front  Insert Back

 
 Disc_20170519223131744.jpg

佐井好子 / 萬花鏡 ( 1975 
     
  Black / テイチク BAL-1003
     〇 P-Vine PCD-20016

Track List 
     01. 夜の精  
    02. 冬の地下道
    03. 逢魔ヶ時
    04. 恋した人へ 
    05. 椿は落ちたかや
    06. 酔ひどれ芝居
    07. 紅い花
    08. 二十才になれば
    09. 雪女 
    10. 見果てぬ夢


彼女は1975年から1978年の間に年1作のペースで4枚のアルバムを残して表舞台から忽然と姿を
消してしまったが、2008年から再び活動をしていることはご存じだろう。
実はそれまでに彼女の作品を聴いたことがなかった訳ではなく、ほぼリアルタイムの1977年だったか
1978年頃に3rd の『胎児の夢』を少しだけ聴いたことがあった。
プログレ系雑誌の某F誌のスタッフだった頃に、同じスタッフだったT君の家に遊びに行った時に色々と
聴かせてもらった中の1枚だったと記憶している。
  ただ、内容よりもスリーヴに描かれていたイラストの印象が個性的で強烈過ぎた為なのか、その後も
ずっと肝心のサウンドよりもイラストの印象の方が、僕の中で独り歩きしていた気がする。
4枚のアルバムは各々特色が異なっており、僕は同じぐらい気に入っているので、どれか1枚を選ぶことは
非常に難しいというのが本音だ。困った。www
   それでも、敢えて1枚を選ぶとすれば、 Japanese Acid Folk の傑作盤と評価しているデビュー盤の
萬花鏡』になるだろうな。
本作が発表された1975年といえば、僕が大学2年の頃であり、英米のロックだけでは飽き足らずに
ユーロ・ロックにも手を出していた頃なのだ。
  もちろん、キングとかフォノグラムからユーロ・ロックが国内盤として発売されていない時代の話だが。
たとえリアルタイムで聴く機会があったとしても、海外のロックにしか関心がなかった為に日本のロックに
耳を傾けようという発想がなかった。
  それ故に、現在のように本作を素直に高く評価できなかった
だろう、と思う。
本作をひと言でいえば、闇の世界を描いた作品集だろうか。
  そして、ひとは闇が深ければ深いほど魅了されてしまうのかもしれない。
関連記事

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。