Between Today And Yesterday = Today Side

最近は70年代中心の日本の音楽にどっぷりと嵌っている Polar Bear といいます。
元々、僕は英米のロックや時にはユーロ・ロックを主に聴いてきたので、当時の日本のロックに
関してはあまり詳しくないという自国の音楽ファンとしては非国民ですね。www
 ただ、いくら後追い体験とはいえ、多少はメインストリームの音盤は聴いていた為、根っからの
初心者という訳ではないですがね。
帯付きのオリジナル盤なら手が届かないようなブツでさえも、ここ数年で続々と復刻されてきた恩恵で
相当ディープな世界を体験できるようになってきただけでなく、それらを聴いてみることでリアルタイムで
聴いていては解らなかったであろう失望と感動を感じられて実に新鮮だったりした。
まさに温故知新ということですな。
 ただし、CD で聴くことが我慢できれば、という条件付きなのだけど。www

♪ 前回のエントリーで告知していたように、ここ最近に入手した中から特に気に入っている
ふたりの女性 SSW の音盤を選んでみた。
現在と過去の間を繋ぐものが『よしこ』という名前なのは偶然であっても、このふたりの実力が紛れもなく
本物であると、僕は感じている。
  題して Between Today And Yesterday
  今回紹介するのは Today Side ということで、現在活躍している『よしこ』さんの方から・・・

 Front _ Obi _ Sticker  Booklet Outside
  Disc_20170518235929c91.jpg
 
半崎美子 / うた弁 ( 2017 )
     〇 Crown Gold / 日本クラウン CRCP-40505
Track List 
     01. サクラ ~卒業できなかった君へ~
     02. お弁当ばこのうた ~あなたへのお手紙~(NHK『みんなのうた』4月~5月)
     03. 稲穂
     04. 天国3丁目
     05. 深層
     06. 夏花火
     07. 鮮やかな前途
     08. ふたりの砂時計
 
♬ ここ最近になって何かとメディアに取り上げられている半崎美子が遂にメジャー・デビューを
果たした。
遅咲きのSSWとかショッピング・モールの女王とか言われてきたのだが、僕が彼女の
存在を知ったのは、ほんの数ケ月前だった。
そろそろ春にちなんだ素敵な曲がないかと You Tube を検索していて琴線に触れたのが、実は
サクラ ~卒業できなかった君へ~』という曲だった。
発売に先駆けて先行配信されていたショート・ヴァージョンを視聴しているうちに、自然と涙が溢れてきた。
いやあ、もう涙腺が崩壊したかと思うぐらい泣かせていただきましたよ。
  確かに J-Pop にカテゴライズされた曲であるとは思うが、彼女の魅力は何処か次元が違う気がする。
悲しい曲を悲しげな声で歌うのは誰でもできるし、一般的に評価されている曲やシンガーの多くが、これに
当てはまると僕は思う。
  それ故に、つまらない!どこが良いのだろう、とさえ感じられてしまい、とてもじゃないが J-Pop を
決して好きになれなかった。それは現在も変わらないのであるが。
  所謂、 J-Pop と呼ばれるものを僕が好きになれない理由が他にもある。
日本語の歌詞で歌っている筈なのに、歌を聴いているだけでは理解できない意味不明の言葉や内容が
多くて素直に共感できない為だ。
  では、彼女の歌は何が違うのか?
人はなぜ半崎美子の歌に涙するのだろう』というCD の帯のたたき文句に、実は ヒントがあったのだ!!
 基本的に彼女の声からは温かさや親近感を感じるのだが、これが高音域のパートになると、ストレートに
感情が伝わってきて、日本語としての歌詞が身体に染み込んでくるような感覚になるからだと思う。
  彼女が歌う曲には、決して難しい歌詞が出てこない。
数多くのショッピング・モールで歌い続けてきた彼女だからこそ、ひとに寄り添った歌詞が書けるのだろう。
  そして、明日も頑張れそうな気持ちになれるから・・・
件の曲が全 8 曲収録のミニ・アルバム『うた弁』に収録されていると知り、これは入手するしかないと。
居ても立っても居られずにネット通販にてゲット。
ついでに現時点で入手できるだけのインディーズのCD も併せて数か所のオンライン・ストアにて
無事にゲット~お!
  さて、ひととおり聴いてみて感じたことがある。
アップテンポの曲では彼女の魅力が思ったほど伝わってこない、という弱点があること。
特に初期の音盤を聴いた時に感じたのだが、このままでは他のシンガーと大して差がなく、潜在的な
彼女の才能を活かせないだろう、ということ。
   しかしながら、これらの音盤の中には必ずと言って良い程にきらりと光る曲が数曲ずつあり、これが
彼女の成長過程を確実に物語っているとも言えるだろう。
  だからこそ、このタイミングでメジャー・デビューを果たしたのだろう、と納得できる。
最後に下記の動画をご覧いただければ、きっと納得してもらえれるのではないかと思う。

  
 明日へ向かう人半崎美子×JARNZΩ ~Collaboration~



    

      

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