Archive Series : 心に残る私的音盤 ( 1 )


♪ やっと重い腰を上げて更新する気になった怠け者の Polar Bear といいます。
   さて、今年より Archive Series の一環として心に残る私的音盤』というタイトルで過去の
エントリーを整理がてら更新してゆくという趣旨で書き始めたものの、早くも脱線しそうな
予感が・・・・・・
こんな辺境 Blog に訪れてくれる皆様は、きっと心優しい持ち主だろう、と自分に都合の良い
解釈で言いたい放題、暴言を吐き放題で書いてゆくことをお許しいただければ幸いです、と
釘を刺しておきますか。(笑)



United Kingdom

 Mandalaband - S.T - a Mandalaband - S.T - b 

 Mandalaband - S.T - c 1    

 mandalaband - S.T ( Canada ) - a mandalaband - S.T ( Canada ) - b
 
  Mandalaband - S.T  ( With Obi )  Mandalaband - S.T - b   

  Mandalaband / S.T  ( 1975 )      
    
Uk ;Chrysalis   CHR‐1095  
         Can ; Chrysalis / WEA Music Of Canada  CHR‐1095 
       Jap;Chrysalis / King   CHY‐1095 邦題
曼荼羅組曲
    
   mandalaband - Om Mani Padme Hum ( 1st Movement ) +  Om Mani Padme Hum ( 3rd Movement ) - a  mandalaband - Om Mani Padme Hum ( 1st Movement ) +  Om Mani Padme Hum ( 3rd Movement ) - b 

   mandalaband - Om Mani Padme Hum ( 1st Movement ) +  Om Mani Padme Hum ( 3rd Movement ) - c   mandalaband - Om Mani Padme Hum ( 1st Movement ) +  Om Mani Padme Hum ( 3rd Movement ) - d
     
 ♭ Om Mani Padme Hum : 1st Movement  
                 b/w Om Mani Padme Hum : 3rd Movement 
 ( 1975 )  
  
     Uk ;Chrysalis   CDJ‐101 

♪ 1975年に発表された本作と 1978年発表の" The Eye of Wendor :Prophecies "  の
2枚ともリアルタイムで国内盤が発売されていたが、英国での
Chrysalis レーベルの権利関係が
単独での発売から
EMI 配給による発売へ変更された為に、1st はキング、 2nd が東芝EMI から
発売されていた。
  また、権利関係変更後も英国及び 東芝EMI からは 1st が再発売されていない。
  そもそも
Mandalaband
というのは、グループというよりはプロジェクト・チームという
編成の名前というのが実態だ。
ファンの人達には申し訳ないが、2nd はトールキンの亜流のようなファンタジー風な内容と
何処かしらふにゃふにゃとした感触のようなサウンドを好まない自分にとっては、酷く退屈で
苦痛にしか感じられない。
  だから、個人的には評価していない音盤について書く気にはなれないので、 2nd については
省略とする。(笑) 
  また、1st に関しても、僕はオリジナル英盤でしか聴いたことがない為に、国内盤の音質に
関しての記述を避けることにする。
  さて、
何かというと A 面の超大作が話題になる本作ではあるが、確かに初めて聴いた
1975年の当時は衝撃的の一言だったが、チベット語で歌われていることに対して、僕は
次第に違和感を感じるようになった。
 レコード会社がサンプル盤として関係者向けに配布した英盤を頂いただけだし、決して自分で
買った音盤ではない為に、あまり有り難味を感じていないせいなのかもしれないが。
一言で切り捨ててしまうと、中国のチベット侵略をテーマにした政治色が感じられる楽曲を
如何にも派手なシンフォニック・ロック風に仕立てた音盤なのだが、捻くれ者の僕には大して
魅力的に感じられない。
 むしろ、力強いギターとキーボードの絡みによる演奏が魅力的なブリティッシュ・ロックを
感じられる点という点では、 B 面に収録された曲の方が遥かに勝っているだろう。
飽くまで個人的な見解だが、もしも、長尺で大げさなシンフォニック・ロック風の A 面も
英語で歌われていたならば、きっと本作に対する評価が変わっていたのではないかと思う。
 まあ、歌詞はつまらないのだけれど。(苦笑)
  本作が紛れもなく名盤かと問われれば、以上の理由に因って僕の答えは間違いなく No だ。
B級の音盤としては好きだけど。
  尚、一部のサイトでは『本作が日本でしか売れなかった』と記述されているが、これは
完全な誤解だ。
本当に売れなかったのであれば、少なくとも 2nd プレスなんてある筈がないだろう。
1st のオリジナル英国盤の見分け方としては、盤面がグリーンであることの他にも、ジャケ裏に
記載された Chrysalis レーベルの住所が ” 388/396 Oxford Street London W1 ” という点と
 Made in England の表記であるのに対して、2nd プレスの方には Made in Uk という表示と
上記とは
異なる住所が記載されている。 
その他の注意点としては、この時期のカタログ番号が全世界共通である為、悪徳ディーラーに
米国盤やカナダ盤を掴ませられて泣きをみないように注意をしたい。(笑)
英国盤にはラミネート加工が施されているが、米国盤やカナダ盤には施されていない、と
覚えておこう。 
  そして、シングル盤も存在するが、A面の編集ヴァージョンというプロモ盤オンリーの
マニア向けというところか。 

  最後に昨年発売された Legend 盤CD について注意を促しておこう。
もの凄く悪意を感じるのは自分だけか?
オリジナル・ミックスを期待して聴くと完全に裏切られる期待外れの CD なので、余程の
物好き・・・もとい寛大な心の持ち主以外は聴かない方が身の為だと断言しよう。
思わず CD を叩き割りたくなるような酷いミックスだし、ボートラも資料的な価値以外に
意義を見出せない。
こんな代物では高価な紙ジャケを買う気にはなれないよな。
2作とも EMI が権利を保有していることが現時点で判っているので、オリジナル・ミックスで
復刻されることを願うばかりだ。
               
             14 Sep 2012 : 一部改稿しました。
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