These Days = Rock Edition (6) : From My Memories On Youthful Days

♪ 4月に入ってから最高気温が二桁になり、少しは春らしく温かくなってきたように感じる日々が
続いているけれど、函館は曇ったり風が吹いたりした時には冬の名残を感じずにはいられない。
この時期は高校や大学の入学あるいは就職の時期でもある訳で、何かと出費が嵩んで家計の
遣り繰りに悩んでいる主婦にとっては頭が痛くなる時期でもあるだろう。
  まあ、財布の中が年間を通じて氷河期並みの厳しさに直面している自分にとっては、世間では
必要以上に不況だとか何だかんだと煽るように騒いでいるが、だから如何したの?という感じで
飽くまでマイ・ペースで遣り過すことにしている。
皆さんの家庭は如何だろうか、と他人のことを心配している暇があるなら、まず自分のことを
先に心配しろよ、と言われそうな Polar Bear といいます。(苦笑)

  さて、”These Days = Rock Edition :From My Memories On Youthful Days” の
6 回目は、前回迄の英国鍵盤超絶技巧五人衆の中には惜しくも入らなかったが、実は
Poler Bear 的には好きなキーボード奏者の10人の中になら入るかも、というテーマでゆきます。
相変わらずの成り行き任せの企画なので、何回続くのかは未定。
飽きたら止める、という方向で始める。(ヲイ

  ということで、栄光のトップ・バッターは……  


 Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - a  

♪ 出た~!! Ritchie Blackmore's Rainbow !
・・・…である筈がなく、この音盤が今回のヒントということで。(笑)
鋭い人はピンときたよね的な凄いサーヴィスのヒントだよな。
いい加減に判りそうなものだが、今回は更にヒントを出すとしよう。
眠れない時に何を想像しながら数えると良いでしょうか?ん !?

 Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - Front - Open ( Small )    Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - Reissue - Open 

 ☆ Oyster / EMI  ( Original Issue = L ) / ☆ Oyster / Polydor ( Reissue = R ) 

 Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - Inner Open ( Small )  Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - c  Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - Reissue - c

☆ Inner Sleeve  ( L )  / Original Label  ( C )  / Reissue Label  ( R ) 

 Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - a  Ritchie Blackmores Rainbow - S.T - c 


 Ritchie Blackmore's Rainbow / S.T  ( 1975 )
     Uk ; Oyster / EMI   OYA-2001  → Oyster / Polydor  2490 .141
        Us ; Polydor  PD.1-6049
      Jap ; Polydor / Polydor .KK   MP-2502 ( 邦題:銀嶺の覇者 )

♪ 
正解は Steve Hammond 作の ” Black Sheep Of The Family ” のカヴァーが
本作に収録されているから、という理由だけ。
この曲に纏わるエピソードがあるようだが、この件に関しては各自で調べて下さい。(笑)
  まあ、折角の機会なので、少しだけ書いておこう。
予め断っておくけれど、僕は深紫の熱心な信者ではないので、自分的には一般的に
評価が高いとされる音盤よりも、本作と 2nd の
" Rainbow Rising " 、そして武道館での
ライヴで充分にお腹一杯になってしまった感じがある。
そもそも、僕が1975年に本作を入手した契機は、深紫の人脈というよりも、妖精からの
人脈による必然的な流れであったからね。 
  従って、完全に忘れていた。ファンの人、ゴメン!(爆)
30数年振りに本作を聴いてみたが、なかなかカッコよかったねえ。
  さて、英オリジナル盤は EMI 配給による Oyster レーベルなのだが、早くも1976年に
発表された 2nd の " Rainbow Rising " から Polydor 配給による Oyster レーベルへと
短期間で切り替わってしまった為に、ネーム・ヴァリューがあるグループの音盤としては割と
流通量が少ないかもしれない。
  おまけに米盤と国内盤は Oyster レーベルではなく、最初から Polydor レーベルによる
発売だったので、少々厄介かもしれない。
  尚、ヨーロッパ各国でも英国盤に準拠した発売だったようで、 Oyster レーベルの初回盤と
Polydor レーベルの再発盤が存在するのでマニアは要注意だ。



 Quatermass - Ad  Quatermass - Member Shot   
  Quatermass - S.T - Open      
Quatermass - S.T - Inner ( Small ) 

Quatermass - S.T - d     Quatermass - Black Sheep Of The Family + Good Lord Knows - Ger

Quatermass -S.T - a  Quatermass -S.T - c

Quatermass / S.T  ( 1970 )
     Uk ; Harvest / Gramophone ( EMI )   SHVL-775
       Jap ; Odeon ( Harvest ) / Toshiba Musical Industries   OP-80085

                                                                       ( 邦題:クオーターマス )

♪ 
デザイナー Hipgnosis の手による超有名なスリーヴの1枚。
ついでに暴露しておくと、ユーミンの ” Voyager ” の元デザインとなったとしか思えない程に
構図が酷似しているのは愛嬌か。
あれだけ次から次へと斬新なアイデアでアルバムのデザイン発表をしてきた Hipgnosis
流石に アイデアが枯渇していたのだろうか。(爆)
  さて、Ritchie Blackmore's Rainbow
が1975年に発表したデビュー作で取り上げられて
一躍有名になった Steve Hammond ( ex ; Chris Barber Band,Fat Matress ,etc ) 作の
Black Sheep Of The Family ” を既に Quatermass
1970年に発表した彼等唯一の
アルバムで取り上げているが、この如何にもブリティッシュ・ロック然とした大胆なアレンジと
彼等の超絶的なテクニックによる演奏は流石としか言いようがない。
ついでにだが、この曲の邦題の訳に関して物申しておく。
Ritchie Blackmore's Rainbow
の音盤では『黒い羊』となっていたり、Quatermass でも
黒い羊の群れ』となっているが、本当の意味は『家族の厄介者』という意味だ。参考までに。
本作での魅力は、何といってもメンバー間に技術的な落差が無い均衡の取れたサウンドだろう。
  とはいえ、 Peter Robinson の刻むように引き倒すハモンド・オルガンが無ければ魅力が
半減
していたように思う。
  また、国内盤の初回盤に関しては、通称赤盤 ( Red Wax ) と呼ばれているもので、通常の
黒い盤は 2nd プレスになる。
後年に Harvest Heritege
Series の1枚として再発された如何にも安っぽいイラストの盤は
当然の如く論外だが。 
  ところで、先日、この国内盤の初回盤を某オークション・サイトで見つけて驚いてしまった。
¥8,500 ・・・うむ、このぐらいなら帯付きだし、妥当な価格かな。
んっ !? あれれれ・・・よく見たら¥85,000 で落札されていた。
げっ ! これってオリジナル盤より高いじゃん。(笑)


 
Uriah Heep - Very eavy Very umble - a  Uriah Heep - Very eavy Very umble - b  Uriah Heep - Very eavy Very Umble - c

Uriah Heep Very ''eavy Very 'umble  ( 1970 )
     ● Uk ; Vertigo / Phonogram   6360.006 
I→ Bronze / Island  ILPS-9142
るLP
Jap ; Philips ( Vertigo ) / Nippon Phonogram   SFX-7272

                          → Bronze / Nippon Columbia    YS-2726 BZ  ( 1972 ) 

 
Uriah Heep - Salisbury - a  Uriah Heep - Salisbury - b  Uriah Heep - Salisbury - c

Uriah Heep Salisbury  ( 1971
   ● Uk ; Vertigo / Phonogram   6360.028
I→ Bronze / Island  ILPS-9152
LPS 
Jap ; 
Bronze / Nippon Columbia    YS-2672 BZ  ( 1972 ) 


 
Uriah Heep - 1st - Reissue - Open  Uriah Heep - Salisbury - Open 

♪ 
次は Uriah Heep
の登場だ。
間違っても 3rd だけは自分の嗜好という点では選択肢に無いので期待しないように。(笑)
あの音盤は ”July Morning ” や" Shadows Of Grief " が無かったら駄盤、と言っても
過言ではないからね。(笑)
  ということで、当然のように Vertigo 期に発表された音盤が選択肢である訳だが、
へヴィーな
リフに絡んで Ken Hensley の引き摺るようなレスリーを通したハモンド・オルガンが至る所で
炸裂する 1st か Pグレ的方法論で構築されたサウンドが心地好い
 2nd " Salisbury " の
どちらかを推そうか迷ったが、迷った時は両方ということで。(マテ
個人的には初めて買った彼等の音盤が日本コロムビアから発売された" Salisbury " なので
想い出深い。
  それというのも、国内盤の初回発売が日本フォノグラムではなく、彼等の音盤の発売権利が
英国では Vertigo から Bronze へと移行したことに伴って、日本でも Bronze レーベルを
獲得していた日本コロムビアから発売された、という経緯があった。
まさに混沌としていた時代を反映するものに違いない。
初めに書いたように、僕は 3rd の " Look At Yourself " が好きではない。
その理由としては ”July Morning ” や" Shadows Of Grief " といった曲等は、それ相応に
完成度が高いと感じられるのだが、
Vertigo
期に発表された 2枚と比べると、彼等が更なる
進化を遂げるべく挑戦しようとしていたとは僕には感じられなかったからだ。
Island 配給盤にしては音も悪いし・・・orz。

 Still Life-Self  Still Life-Self-c  Still Life-Self-d 

 Still Life - S.T - a   Still Life - S.T - b


Still Life S.T  ( 1971 )
     Uk ; Vertigo / Phonogram   6360.026
      Jap ; Vertigo / Nippon Phonogram   RJ- 7266   ( 1977 )

♪ 
数年前迄は出身地はおろかメンバーの名前すら判っていなかった謎のグループでとして
有名だったが、彼等はコヴェントリー出身のグループであり、中心メンバーは以下の通り、という
有力説が浮かび上がっている。
  Graham Amos ( Bass ) / Terry Howells ( organ ) / Martin Cure ( Vo ) の3人に
セッション・ドラマーの Alan Savage ( Drums ) を加えた編成で本作が制作されたようだ。
おまけに彼等は完全な素人ではなく、特にMartin Cure は既にプロ・ミュージシャンとして
数枚のシングルを残していたというから、道理で新人らしからぬテクニックの演奏だった訳だ。
 さて、本作はPグレそのものというよりも、サイケデリック・サウンドやヴォーカル及びコーラスに
於いてはホワイト・ソウルからの影響が大きいことが判るだろう。
この点でも、既に何処の馬の骨かも判らないような新人グループとは一線を隔てている、と思う。
まさに Vertigo
ならではの目眩がするような不思議な世界を展開している傑作アルバムだ。
一家に1枚必携 !! だよな。(爆)

 次回も 3枚ほどピック・アップしてみよう。何が出てくるのかはお楽しみ・・・ということで。
 

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