These Days = Rock Edition (5) : From My Memories On Youthful Days

♪ 函館は相変わらず最高気温が一桁で寒いし、つい先日には思い出したように雪が降ったりした。
もう流石に積もったりはしなかったが、薄っすらと路面が白くなったりして、何となく気が滅入った。
おまけに既に何処かで桜が咲いているらしい、という話を耳にすると、同じ日本国内なのに随分と
不公平だよな、とさえ感じたが、これは仕方がないことなのだろうなあ。
皆さんがお住まいの地域は如何でしょうか?
そんな訳で、この分だと本当に春が来るのか、と余計な心配をしている Polar Bear といいます。

  さて、”These Days = Rock Edition (5) : From My Memories On Youthful Days ” の
再開です。これが3月最後のエントリーになりますな。( ← 既にやる気なし )

  ということで、いよいよ
英国鍵盤超絶技巧五人衆の真打ちの登場です。
既に予告済みなので、誰が登場するのか流石に判らない人はいないだろうね。(笑)

  Colosseum - Valentyne Suite - a  Colosseum - The Grass Is Greener

 Colosseum - Valentyne Suite - Open Front  Colosseum - Valentyne Suite - Open Inner   

 Colosseum / Valentyne Suite  ( 1969 )   ( L )
    ● Uk ; Vertigo / Philips   VO-1  ( 847.900 VTY )                                       
 Colosseum / The Grass Is Greener  ( 1969 )  ( R Us Version
     
Us ; Dunhill / ABC     DS-50079                


  Colosseum - Valentyne Suite - c   Colosseum - Valentyne Suite - 2nd Issue 

  Vertigo Swirl ( Large ) Label : 1st Issue ( L ) / 2nd IssueR

追記 :ご存知のように Vertigo レーベルは philips 傘下のサブ・レーベルとして創設され、VO で
始まるカタログ番号に関しては、一見同じように見える Large タイプの Swirl  Label  でも2種類ある。
  即ち、 Cressida / S.T  ( VO-7 ) 迄が Vertigo の文字の下にA Philips Record Product
記載があるレーベルが 1st Issue であり、これが
無いものは 2nd Issue となる。
  ただし、Fairfield Parlour / From Home To Home  ( 6360.001 ) 以降の英オリジナル盤は
Phonogram 配給盤となり、2nd Issue しか存在しない。
  従って、VO シリーズの盤に関しては要注意だろう。
それというのも、出品者に知識が無い為なのか、某オークションではオリジナル盤と称して堂々と
出品されていたりしたこともあるからだ。(笑)

 
Colosseum - Valentyne Suite

  ♭ Colosseum / Valentyne Suite  ( 1969
     ● Jap ; Philips / Nippon Phonogram   SFX-7201  
                     Bronze / Nippon Columbia   YS-2685BZ   ( 1972 )
  
          

  
Colosseum -Valentyne Suite - Reissue - a     Colosseum -Valentyne Suite - Reissue - c

  ♭ Colosseum / Valentyne Suite  ( 1972
      Uk ; Bronze / Island   HELP-4   
  

♪ 正直なところ、これまで英国鍵盤超絶技巧五人衆として挙げてきた 4人に対して
順位を付けられないのが偽らざる心境だが、Dave Greenslade だけは別格の存在だ。
  もちろん、僕が Dave Greenslade という超絶的なテクニックのキーボード奏者の
存在を知ったのは、 Colosseum の ” Valentyne Suite ” に於ける名演奏であった。
1972年に Bronze レーベルと契約した日本コロムビア盤を入手したのが最初だった。
残念ながら、日本フォノグラムから発売された Philips ロゴの『ヴァレンタイン組曲』が
発売されていたことを知ったのが近年になってからなのだが、この時期の国内盤は
後のオイル・ショックによる情勢の悪化の為に、きわめて短期間で廃盤となってしまった
事例があるだけに、この国内盤を所有している人は相当なマニアだろう。 
  その後、Bronze / Island 盤 ( HELP-4 ) を入手し、Swirl レーベルの雰囲気を
味わいたいが為に、英 Vertigo より相場が安いVertigo 盤を入手したな。( ← 大バカ )
本作については日本国内のみならず世界各国の Blog でも語られているので、敢えて内容に
関しては書かないが、この音盤との出逢いがなければ、今回のエントリーの本題である
Greenslade をリアルタイムで聴くことはなかっただろう。
( ←相変わらず前振りが長い ) 


 Greenslade - S.T - a Greenslade - S.T - Ger - a     
 
♭ Greenslade / S.T  
( 1973 )
   ● Uk ; Waner Bros. / Wea   K-46207   ( L )         
         Us ;  Waner Bros. / Wea  BS-2698
       Ger ; Brain / Metronome   BRAIN-1027  ( R )
       Jap ; Waner Bros. / Warner-Pioneer   P-8368W

 
Greenslade - S.T - Jap CD - Small - a  Greenslade - S.T - Jap CD - Small - b  

  
紙ジャケのスキャン写真ですが、雰囲気だけでも、ということで。(笑)

 Greenslade - S.T - c  

 
Greenslade - S.T   Greenslade - Bedside Manners Are Extra - c

♪ 
結論を先に述べると、本作はブリティッシュ・ロック史上に名を残す傑作アルバムだろう。
  かつて、Rare BirdGraham Field がツイン・キーボードによるバンドとしての編成の
可能性を試みたが、やはり、本格的に音色に厚みを持たせることに成功した、という点では
Greenslade が先駆者ではないだろうか。
  そして、本作は誰が何と言おうが、問答無用の一家に1枚必携のアルバムだ。
  もちろん、2nd の " Bedside Manners Are Extra " も捨てがたい完成度だ。
  しかし、こちらの方は国内盤が未発売なこともあるが、僕は元々 Roger Dean のイラストが
苦手だが、1st だけは例外的に良いと思うこともあって、1st を選んだ。
相変わらずいい加減な理由だよな。(苦笑)
  最初に入手したのが、1973年にワーナー・パイオニアから発売された国内盤だった。
それもワーナー・パイオニアの人か 某国営放送の FM で選曲を担当していたお姉さんから
戴いた見本盤 ( 現在ではプロモ盤と呼ばれるのが一般的 ) なのだが、頼りないながらも
当時の記憶を辿ってみたい。
  それというのも、この国内盤に関しては諸説がある為だ。
ご存知のように英オリジナル盤の盤面はオリーブ・グリーンなのだが、同時期に発売された
国内盤も同じ盤面のデザインであれば何も問題はない筈である。
  しかし、一般的に国内盤の盤面デザインは、通称『並木道』と呼ばれる Warner Bros.
レーベル・ロゴが Closed タイプの Burbank、Home Of Warner Bros. Records
認識されているらしい為に実に厄介な点だ。( 上記の画像参照= 2nd 以降はこのデザイン )
僕が戴いた見本盤は白ラベルとはいえ、文字の入り方からしてオリーブ・グリーンの盤面の
デザインであった訳で、帯に印刷されていた定価が¥2,000 だったような記憶がある。
 一部では 1971年に発売されていた Curved Air / 2nd Album の国内盤 ( P-8182W )
盤面も Burbank、Home Of Warner Bros. Records と認識されているようであるが、この点に
関しては完全に誤りだ。
上記の盤面が使用されていたのは、同じカタログ番号でも米盤のスリーヴ・デザインを採用した
2nd プレスの方だ。
初回盤は英盤のスリーヴを輸入し、盤だけを国内でプレスしたものに解説を添付したものだ。(笑)
当然、盤面はオリーブ・グリーンのデザインである。
これと同じ形式の仕様では、他社ながら The kinks / Live At Kelvin Hall ( 日本コロムビア) や
Fruupp の『太陽の王子』 等があるが、これ以前には通称『何ちゃって国内盤』の先駆けとなった
英盤に解説を付けただけの輸入盤国内仕様タイプの Moody Blues の『夢幻』が思い浮かぶ。

 
さて、比較対象として、Greenslade 1st 同じような時期に発売されていたものとして
Curved Air / Air Cut ( P-8359W ) があるが、こちらも実は微妙なのである。
英では Greenslade の方が発売が先だが、国内盤では Curved Air の方がカタログ番号が
先になっている為だ。
  もちろん、Curved Air / Air Cut 盤面もまたオリーブ・グリーンが初回盤であることは
言うまでもないだろう。
僕の記憶では、国内盤の ” Air Cut ” は最初から Burbank、Home Of … 
だったような
印象があるのだが、見本盤はオリーブ・グリーンのデザインに準じた白ラベルという情報もある。
ひとつ考えられることが、
カタログには廃盤にならずに最後の方まで残っていたので、途中で盤面の
デザインが変更された可能性も充分にあるかもしれない、ということだ。
一般的にはカタログ番号を基準にした場合、後から発売されたと思われる Greenslade の方
何と解釈すればよいのか、という疑問が生じてしまうのだが。(撃沈)

追記 :その後、あちこちと調べてみたが、いまひとつ決定的な確証が得られなかった。
まあ、参考程度に、ということで、1973 年にワーナー・パイオニアから発売された国内盤の中から
何枚かを選んで下記に写真を貼り付けておく。


 Tim Buckley - Greetings From L.A. - a   Tim Buckley - Greetings From L.A. - b

 Tim Buckley / Greetings From L.A  ( 1973 )
   ●
Jap ; Waner Bros. / Warner-Pioneer   P-8283W 
 
 Deep Purple - Who Do We Think Are - a     Deep Purple - Who Do We Think Are - c

 Deep Purple / Who Do We Think Are  ( 1973 )
   ● Jap ; Waner Bros. / Warner-Pioneer   P-8312W 

♪ 
この辺りまではオリーブ・グリーンのデザインで発売されていたことが判明している。

 Todd Rungren / Wizards,A True Star  ( 1973 )
   ●
Jap ; Waner Bros. / Warner-Pioneer   P-8334W 
    
 
Todd Rundgren - Hello,Its Me - a   Todd Rundgren - Hello,Its Me - c 

 ♭
 Todd RungrenHello, It's Me  ( 1973 )
   ● Jap ; Waner Bros. / Warner-Pioneer   P-8410W

♪ どう見ても、見本盤の白ラベルはオリーブ・グリーンのデザインに準じているよな。 (笑)
ちなみに日本独自の編集盤である為に、海外コレクターに人気の1枚らしい。

 ☆ Related Album

 Various Artists - Reading Festival 73  

 ♭ Various Artists / Reading Festival '73   ( 1973 )
   ● Uk ; GM / Phonogram   GML-1008
   Uk ; Marquee MQCCD-001 

 Various Artists - Reading Rock Festival 73 - a  Various Artists - Reading Rock Festival 73 - b

♪ ” Feathered Friends ” のライヴ・ヴァージョン1曲の為に買ったことがある想い出の1枚だ。
未だ日本フォノグラムから国内盤が発売される前に Tower Records だったかのエサ箱の中に
¥1,000で投げ売り状態で置いてあったものを拾った。
  ちなみに、英オリジナル盤は Phonogram 配給で、同一カタログ番号でも CBS 配給の方は
レイト・プレスなので要注意だ。
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コメント

非公開コメント

五人衆巨編の終結、お疲れ様です。
今回のエントリーのおかげで、手持ちのバレンタイン・キッススーツが2ndプレスということが判明しました(笑)

そして、輸入盤だけでも70年代の変遷が細かく難関なWBラベル、国内盤でそのようなズレがあったのですね。並木道ラベルのプロモ盤がどのようなものか見たことがないのですが、オリーブ・グリーンと同様な白ラベルになってしまうんでしょうか?色彩画なので白黒で印刷すると変な感じになりそうですが…。

すいません

♪ いたち野郎さん、コメント感謝です。
Swirl Label の Large タイプに関する記述部分で表現が拙かった箇所を訂正しておきました。
すいません、正確には 2nd Issue になりますね。

>並木道ラベルのプロモ盤がどのようなものか見たことがないのですが、オリーブ・グリーンと同様な白ラベルになってしまうんでしょうか?
色彩画なので白黒で印刷すると変な感じになりそうですが…。
 米盤の場合はイラストが無いだけで、"Burbank,Home Of Warmer Bros. Records"がありますね。
国内盤の白ラベルですが、レーベル・ロゴの大きさがオリーブ・グリーンの頃と同じなので、Burbankなら小さくならなければおかしいんですよ。
 いずれにしても、時期的に微妙なんですね。
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