Shine On Crazy Daiamond

 
  20060712231259.jpg   ∮ Syd Barrett with Pink Floyd      

 いつの間にかTVを見ているうちに眠ってしまったらしい。
いつものように、寝ぼけ眼で『紙ジャケ探検隊3』のBBSを見た瞬間、完全に目が醒めてしまった。
僕の目に飛び込んできたのは『ダイアモンドは永遠に~バレット逝く』というタイトルのスレッドだった。
スレ主の『ネコに今晩は』さんが厚意で貼っておいてくれた2ヶ所のリンク先へ飛んで確認をしてみた。
  だが、それはSyd Barrettが亡くなってしまった、という事実を僕が確認した、という容赦なき
現実にしか過ぎなかった。
正直に告白してしまうと、僕はSyd Barrettが参加していた初期のPink Floydをリアル・タイムで
聴いていないし、熱心な彼のファンでもない。
 しかし、この世からSyd Barrettがいなくなってしまったことは、ブリティッシュ・ロック界に大きな
痛手を与えたように感じたことを否めなかったことも確かだろう。
 だから、自分なりに感じたことを書くことによって、彼の冥福を祈りたいと思う。  
 尚、記事の詳細については、以下のリンク先で個別に確認をしていただければ幸いだ。

 http://www.brain-damage.co.uk/

 Syd Barrett( 本名:Roger Keith Barrett )が亡くなったのは7/07(金)のことのようだ。
ニューズで確認が取れている公式声明によると、「安らかに息を引き取った」ということや
「親族の手で密葬された」ということが報じられているようである。
ここ数年間というものの、彼は糖尿病を患っており、ケンブリッジ( Cambridge )で静かに余生を
送っていた、という。
家族に確認が取れたことは、糖尿病に因る合併症を併発していた、ということだ。
 
 Syd Barrettは、1946年1月6日ケンブリッジグリッスン・ロード( Glisson Road )でWinifredArthur Barrett夫妻の間に生まれた、と記述されているので、彼の生涯は僅かに
60年と6ヶ月ということになる。
享年60歳か・・・・・・僕と9歳しか離れていないから何か複雑な心境だ。
 さて、音楽的な経歴はオフィシャル・サイトや星の数もあるファン・サイトのバイオグラフィーを
読めば充分だろうから、ここでは省略させてもらうことにしたい。
  実際に彼がPink Floydに参加していたのは、ご存知のように初期の2枚のアルバムだけだ。
この”Piper At The Gates Of Dawn””A Saucerful Of Secrets”の2枚は、初期作品で
重要な位置を占めていることは僕が述べるまでもないだろう。
    ただし、僕にとってのPink FloydSyd Barrettという関係は、正直なところアルバムよりも
シングル曲の方が印象に残っている、ということも確かなのである。
それらの中でも、特に『エミリーはプレイガール』は大好きな曲だ。
冒頭でリアル・タイムで聴いていないと書いたように、この曲を僕が初めて聴いたのは編集盤の
『ピンク・フロイドの道』( ”Relics” )だった。
それも友人から借りて聴いてみた、というフロイド・ファンから石を投げられそうな出逢いである。
当時の僕はKing Crimsonのプログレ然としたサウンドにゾッコンだったから仕方がなかった。
  そして、僕がPink Floydというグループを好きになる為には、あの賛否両論の評価をされた
”Wish You Were Here”が登場するまでの長い年数を要しなければならなかった。
それは当然のことだろう。たかがロック・ファンを気取っていた田舎の中学生に、初期のポップで
サイケな、それも最高の部類に入れられるであろう御機嫌なアルバムの本当の良さが解る筈が
なかったのだからね。
この辺りの背景については後日に書く機会を設けたいと考えている。
  だから、今はSyd Barrettという偉大なミュージシャン-彼は芸術家といっても良いかな-を
静かに見送ることにしようと思う。

  
  Shine On Crazy Diamond ・・・・・・     20060712231432.jpg

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 20060712042645.jpg 20060712042719.jpg 20060712042610.jpg

Arnold Layne b/w Candy And A Currant Bun  (L)
Uk;Columbia / Gramophone     DB -8156 ( March.1967 )
See Emily Play  b/w Scarecrow  (C)

Uk;Columbia / Gramophone     DB -8214 ( June.1967 )
See Emily Play  b/w Scarecrow  (R)

 J;Odeon / Toshiba Musical Industies  OR-1785

 Piper_UK_mono_front.jpg Piper_UK_mono_1_back.jpg 20060712233501.jpg

The Piper At the Gates Of Dawn ( L+C )
Uk;Columbia / Gramophone   SX-6157 (mono) / SCX-6157 (stereo)=
Aug,1967
   J;Odeon / Toshiba Musical Industies   OP-8229
                           ( 邦題『サイケデリックの新鋭』 )
  J
;EMI / Toshiba -EMI TOCP-65731 ( Cardboard Sleeve )

 20060712042810.jpg

Apples And Oranges  b/w
Paintbox

Uk;Columbia / Gramophone   DB-8310  ( Nov.1967 )

 
ASOS_UK_mono_2_front.jpg ASOS_UK_mono_2_back.jpg  20060712233548.jpg

  A Saucerful Of Secrets
  Uk;Columbia / Gramophone  SX-6258 (mono) / SCX-6258 (stereo)=Aug.1968
   J;Odeon / Toshiba Musical Industies   OP-8743  ( 邦題『神秘』 )
 ○  J
;EMI / Toshiba -EMI TOCP-65732 ( Cardboard Sleeve )

 20060712043014.jpg   20060713004504.jpg

  Relics
  Uk;Starline / Gramophone  SRS-5071 ( May.1971 )
   J;Odeon / Toshiba Musical Industies   OP-80261
                           ( 邦題『ピンク・フロイドの道』 )
  J;EMI / Toshiba -EMI TOCP-65737 ( Cardboard Sleeve )


   20060712042856.jpg   20060712042940.jpg

 
1967:The First 3 Singles
  NL;EMI 7243-8-59895-2-0 ( First Issued in 1997)

  20060713012422.jpg
 
Echoes:The Best Of Pink Floyd
 
Uk;EMI 7243.536111.2.5
         
 J;EMI / Toshiba -EMI TOCP-65910 / 11 
                                                      ( 邦題『啓示』=Nov.2001 )


 ※ お断り=飽くまで初期Pink Floydの元メンバーSyd Barrettという観点で記述しています。
   従いまして、ソロ・アルバムについては省略させていただきました。悪しからず。

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コメント

非公開コメント

一時は死亡説が流れたことがあったが、実はひっそりと絵を描くなどして
暮らしていた彼も、今度こそ本当にお亡くなりになったんですね。
今年2月のエルトン・ディーンといい、なんか伝説級の方がどんどん鬼籍
に入っているような気がするんで寂しいダス。

e-343 ジェネスシさん、毎度~。

>今年2月のエルトン・ディーンといい、なんか伝説級の方がどんどん鬼籍
に入っているような気がするんで寂しいダス。

 同感ですね。同じ2月にはRick Van Der Linden ( ex;Ekseption,Trace )が
亡くなっていますよね。寂しいです。
 それにしても、糖尿病って怖い病気です。健康が一番です。

こんばんは・・・

やはり記事にされましたね・・・
一つの時代が終ったと言う感じがします。
彼がいなければ、ピンク・フロイドは存在しなかったわけだし、
抜けたあとの素晴らしい作品も無かったでしょう・・

感謝の気持ちとともに、合掌!

TOPの写真・・・かっこいいね~
結構、店長もミーハーですね!いや、美的センスありますね!

e-343 evergreenさん、コメ感謝です。
そちらの記事にコメできるほど詳しくないので、ひっそりと自分なりに冥福を祈っております。
 この記事の母体は、いつか初期のシングルを記事にしようと考えていたものです。
それがSyd Barrettの死によって書く時期が早まってしまったのが残念です。

>TOPの写真・・・かっこいいね~
結構、店長もミーハーですね!いや、美的センスありますね!

 この色調がサイケでしょ?ある意味ではミーハーかも。(笑)
ここで疑惑の回答を。少女マンガは好きでした。(過去形)
特に萩尾望都、柴田昌弘(ブルーソネット好きでした)とか。不謹慎でしたか。

おお!店長!

>特に萩尾望都、柴田昌弘(ブルーソネット好きでした)とか。不謹慎でしたか。

さすがです!店長!柴田昌弘!男が読む男の手による少女マンガ。倒錯です!素敵です。

それにしてもシド・・・私が初めて聞いたフロイドにはもちろんいませんでした・・・・でもエミリーを何度も聞いてもごきげんなロックン・ロールに聞こえてしまいます!最高です!

e-343 ぷくちゃん、レスが遅くなってしまい申し訳ありません。v-12
詩音ちゃんが・・・・・・じゃなかったPCが15日にストライキを起こしてしまい、最終手段で
Cドライヴをクリア。
今度はインターネットに繋げる為のADSLのモデムが機能せず。v-40
 結局、初期状態に戻して手続きを完了したのが16日の夜、ということでレスをするにも
気力ゼロでした。すいません。
 最近の漫画事情が良く解りません。立ち読みすらしていませんので。(マテ)

>でもエミリーを何度も聞いてもごきげんなロックン・ロールに聞こえてしまいます!最高です!

 おお、同士よ!(←大げさ) あと”Arnold Layne”もね。