Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 34 )

♪ 『白熊の耳:定番音盤試聴記』の34回目は、北米・カナダ編の Part 7 ということで、珍しく
80年代にアルバムを1枚だけ残して消えていったTouch を選んでみた。

  Touch-Self-Us.jpg
  Touch / Self Titled    ( '80 )
    ● Us ; Atco / Atlantic   SD.38‐123
            Uk ; Ariola / Pye     ARL‐5036
          Jap ; Atco / Warner ‐Pioneer   P‐10886 T

 ♭ Touch /  Complete Works :
Definitive Edition  ( '08 )
    ○ Jap ; Shaniatrek  DDCZ‐1516  ( 4/23 発売予定 )
  
♪ 
何と ! Shaniatrek という新しい会社から 4/23にリマスター、紙ジャケ、更に 当時は未発売に
終わってしまった 2nd の音源にDVDを付けたタイトルどおりの仕様で発売されるとは驚きだ。(笑)
個人的には70年代後半から80年代初頭に活躍したロック・グループの中では、英米問わずに
比較的好きなタイプのサウンドだったので、今回の復刻は少しだけ嬉しいかも。
このBlogで以前にも取り上げた Valhalla のキーボード・プレイヤーだった Mark Mangold
Columbia から3枚のアルバムを発表した American Tears を経て結成したのが Touch だ。
メージャー・レーベルの Atco からアルバムを発表したものの、残念ながら Touch でも成功を
収めることができずに僅か1枚のアルバムを発表しただけでシーンから消えてしまった。
後に Drive She Said としてシーンに復活しているので、本来は実力があるミュージシャンと
思えるのだが、どうも彼には華が無いように感じるのは自分だけか。
  さて、本作についてであるが、ポップな曲とハードな曲が巧い具合に同居している、と思う。
僕は AOR ぽい曲も好きなので、このアルバムが発売された当時には好んで聴いていたなあ。
如何にもアメリカのグループらしいコーラス・ワークとエッジが効いたギターにメロディアスな
キーボードが絡んでくる曲などは、流石に経験豊富な彼らしい仕事だ、と感じた。
所謂、アメリカン・プログレの括りで語られることもあるようだが、少なくとも Kansas Styx
ポップなサウンドが聴けるのであれば大丈夫だろう。
今回の紙ジャケでの復刻を契機に再評価されれば、と思う。

 20080218112321.jpg 20080218112408.jpg
American TearsBranded Bad  ( '74 )   ( L )
   ● Us ; Columbia    KC‐33038
American TearsTear Gas   ( '75 )   ( R )
   ● Us ; Columbia    PC‐33847


 20080218112501.jpg
American TearsPowerhouse  ( '77 )
   ● Us ; Columbia    PC‐34676

関連記事

コメント

非公開コメント