Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 28 )

♪ 『白熊の耳:定番音盤試聴記』の28回目は北米・カナダ編の Part 1 ということで、これは
有名でしょう、というカナディアン・ハード・ロック・グループの Dillinger の2枚を選んでみた。
アルバムを 2枚しか残さずに解散してしまったのだが、ここ最近になってカナダのグループが
残した埋もれた遺産を積極的に発掘している Unidisc からCDで復刻されているので容易に
入手できるだろう。

   Dillinger-Self.jpg    Dillinger-Self-CD.jpg
  ♭ Dillinger / Self Titled   ( '74 )
        Ca ; Daffodil / A&M     DAF‐10045  ( L )
       Ca ; Unidisc    AGEK‐2155    ( R )
  
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  ♭ Dillinger / Don't Lie To The Band   ( '76 )
       Ca ; Daffodil / GRT     9216.10055   ( L )
         Ca ; Unidisc    AGEK‐2156  ( R )


♪ カナダの Daffodil というレーベルは日本では案外と知られていないように思うが、北米では
Capitol から発売されていた Klatuu のカナダでの発売元、あるいはサイケ・ファンに馴染み深い
ChrismasChrismas の後身グループである Spirit Of Christmas といったグループの
アルバムを発売していた。
この Daffodil レーベルを配給していた会社が判っているだけでも CapitolA&MGRT
配給時期によって違っている。
 Dillinger のアルバムも74年と76年に発表されている為に、配給元が A&M GRT からの
発売となっている。
  おそらく、 2nd の”Don't Lie To The Band” の方がプログレ・ファンには有名な盤だろう。
反則技的に入ってくるメロトロンがある分だけ 2nd が有利かな、と思うが、ハモンド・オルガンの
使い方が最高にカッコいい 1st もまた個人的には捨て難いね。
サックスが使われていても違和感が無く、むしろ効果的な感じさえする。
基本的にはハード・ロックだろうが、曲によっては目まぐるしくプログレ的な展開を聴かせてくる
器用さを持ち合わせているような印象を抱いたが、解散後もメンバーの何人かは別のグループで
活動していた。
Jacques HarrissonPaul Cockburn の二人
は、77年に The Hunt というグループで同じ
Daffodil レーベルからアルバム ( Ca ; Daffodil / GRT  9216.10056 ) を発表している。
 
また、Robert HarrissonOffenbach というグループで80年に Rock Bottom
(
Ca ; Spectra Scene  SS‐1702 ) を発表しているようだ。
この2つのグループのアルバムもCD化されているようなので、興味がある人は聴いてみると
良いかもしれないね。
まずは Dillinger のアルバムを入手しよう ! さあ、CDショップへ急げ !!

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