Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 26 )

♪ 『白熊の耳:定番音盤試聴記の 26回目は、ブリティッシュ・ロック編を再開・・・
たった 2回でネタが尽きてしまったとか、単に飽きたから ( 半分はあるかな=苦笑 ) といって
ドイツ編を放棄した訳じゃないです。(汗)
僕が好きな音楽は、やはり70年代のブリティッシュ・ロックなので、何日も聴かないでいると
禁断症状が・・・てな訳はないですが。
  ということで、再開第1弾には70年代最後の輝きを放っていた
England を選んでみた。


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   England / Garden Shed   (  '77 )
       Uk ; Arista / Columbia Pictures Industries    ARTY‐153 
        Jap ; Arista / BMG Fun House     BVCM‐37613   (  '05 )
                                                         With 1 Bonus Track :
Nanagram 
   ♭ Paraffinalea b/w Nanagram
       Uk ; Arista / Columbia Pictures Industries    ARISTA‐88

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 ♪ いまは England の唯一作である Garden Shedが様々な形態で発売されている為に
簡単に聴けるようになったが、2年前程前まではまともな CD が発売されていなかった、という
酷い状態だった。
  まず最初に、混乱を避ける為に現存するCDについて書くことにする。
一応はライセンスを当時の
RVC ( 現BMG‐Japan ) から収得して某 Edison から発売されたLP と
 CDがあったが、これは完全な盤起こしのうえにノイズ・ゲートが Off になった状態で誤って
プレスされて出回ってしまった音質劣悪盤があるので要注意だ。
おまけに『
枯葉が落ちる庭園』という原題の意味とは全く異なった邦題がつけられていた。
ちなみに”
Garden Shed” とは『庭小屋』もしくは『庭の物置小屋』という意味であり、おそらく
”shed” を ”Shade” と間違えて邦題がつけられた可能性がある。(笑)
次にPグレの聖地に店を構える某G店が
England のマネージャーだった人物からライセンスを
収得して発売した CDがあるが、これは多少はマシな音質であったものの、肝心のアルバム
未収録シングルである
Nanagramが未収録だった。
  尚、韓国の
Si-Wan 盤はこれに準拠しているので、現在では入手をする価値が低いだろう。
  当然、入手すべき CD が限られてくる訳だが、白熊的には取り敢えず紙ジャケがあれば
充分だろう、と思う。
オリジナル盤のパッケージの感触が再現され、件のアルバム未収録曲の ”
Nanagram” が
ボートラで収録されている。
何よりも
24bit K2 でのリマスター効果により、これまでの CD とは音の鮮度が天と地ぐらいに
差が感じられる程である。
  正直なところ、オリジナルの英国盤は Arista
レーベルにしてはプレスが悪く、無理に大金を
出して入手したとしても、それに見合うだけの高音質を期待できない、と思う。
アナログ特有の魅力的なものがあるとは僕も思うが、きちんとした再生環境 ( 装置と部屋 ) が
無ければもったいないものね。(笑)
この紙ジャケ CD ならば、ミニ・コンポ程度の再生環境でも相応に聴けるだろう。
  まあ、欲を言うと限がないが、できれば中級クラスのオーディオで聴くと音質の違いが
歴然と判る筈だが。
 さて、困ったことにメンバー側が新たに違うボートラを収録し、更に存在すると一般的に
言われていながら、実際には作られていなかったブックレットを再現してパッケージした
豪華盤 (当然、高価だ ) の
2005 Edition もある。(泣)
メンバー運営のサイトからも入手できるが、送料を考えると国内で入手した方が安いようだ。
 ただし、国内では限られたショップからでないと入手できないのが難点だ。
困ったついでに書くが、通常では入手できない CD に
The Imperial Hotel というのがある 

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 ♭ England / The Imperial Hotel   ( '06 )
      Jap ; Garden Shed Music / Strange Days   PROG‐001  ( Not For Sale )

♪ これが問題の CD だ。
来日公演に行った人だけがもらえた、という羨ましい…いや、実に困ったブツなのだ。
 例えば 僕のように地方在住で行けない ( というか、ただの人混み嫌いで出不精なだけか )
立場にある者には最初からチャンスすら与えられていなかったと言えるかもしれない。
  ふん、いいさ…コレクターの諸君、お生憎様だね。ちゃんと音源を入手済みだものね。(爆)
某暗黒ルートを駆使?(←By Pちゃん)
本作は75年に
Olympic Studio で録音された 24'34" に渡る The Imperial Hotelという
超大作曲を収録したミニ・アルバムだが、日本のファンにプレゼントをする為とはいえ、正規品と
同様にリマスターされており、これだけのクオリティーがあれば商品として充分に通用する、と
言っても良いだろう。
飽くまで音質に関してだけど。(笑)
内容の方はと言うと、聴けば
Garden Shedに収録されなかった理由が判るだろう。
  いや、出来が悪い、と言う意味ではなく、方向性が違うと言うだけの話なのだ。
少なくとも、発掘音源を寄せ集めただけの低レヴェルの某CDとは比べ物にならないぐらいの
完成度、と断言しておく。
是非とも入手して聴いて欲しいとは思うが、そう簡単には入手できないだろうからね。

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England / Live In Japan "Kikimimi"
     Jap ; Strange Days / Universal    POCE‐1076

♪ はっきりと言ってしまうが、これは『同窓会』か『学芸会』程度のものと考えた方が
良いだろう。
僕はライヴそのものが好きではないし、過去に何度も期待を裏切られた経験がある、という
苦い想い出がある。
聴き終えた時に、このアルバムに対して感じたことが冒頭に述べたものであった。
  即ち、来日公演の雰囲気を味わいたい人や想い出に浸りたい人だけが聴けば良いからだ。
とはいえ、日本のファンに向けた選曲だけでなく、例の
The Imperial Hotel 10'16" 
短縮されたヴァージョンで収録され、未発表曲
Open Upも収録されているので、試しに
聴いてみても良いだろう。
好きか嫌いかは聴く者に判断されるべきであるから。

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コメント

非公開コメント

>これは『同窓会』か『学芸会』程度のものと考えた方が良いだろう。

おお、ザッツ・ライト!でもね、おっさんたちが昔を懐かしんで一生懸命に弾いているところが涙ものでした。このグループ、大好きです。「ストレンジ・デイズ」も・・・・(恥)

♪ ぷくちゃん、コメント感謝です。
最近はコメントが無いので、好き勝手なことばかり書いています。
反論があって然るべきなのに、皆さん遠慮深いようで。(笑)
このCDは明らかに日本のファンに向けたものに間違いなく、その裏に何かある、と感じたので、ああいう表現で書きました。
好きなグループであっただけに残念な気がしてね。
まあ、一種の捻じ曲がった愛情かもね。(爆)

追記。あの黄色いジャケットは!なんだか格好いい!赤も黄色も持っていたい。ライブはうっかり川崎に行きそうになりました・・・

CD聴いて行かなくて良かったと思いました。でも好きですが。(爆)
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