Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 23 )

♪ 『白熊の耳:定番音盤試聴記』の 24回目もフランス編の Part 3 ということで、76年に Eurodisc からデビューをした Mémoriance を 選んだ。

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    Mémoriance / Et Après ...   ( '76 )
     ● Fra ; Eurodisc / Wea    913.084

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   Mémoriance  / L'ecume Des Jours D'apres Boris Vian     ( '79 )
    ● Fra ; Philips / Phonogram     910.1265
            Jap ; Philips / Nippon Phonogram    BT‐8120  ( '80 )
                          邦題:
うたかたの日々

♪ 残念ながらデビュー・アルバムは権利関係の問題があり、国内盤が発売されていない。
これは Atoll のアルバムがフランスでは Eurodisc からの発売であったのに、何故、ドイツや
英国では Ariola から発売されていたのか、ということにも関係しているように考えられる。
レーベルの権利関係というのは案外厄介なものらしく、Eurodisc の配給元である Wea
日本での発売権を持っていたのは、当時のワーナー・パイオニアであったが、だからと言って
発売できるものではないのだ。
実は日本に於ける Eurodisc の発売権を獲得していたのは、何と!日本コロムビアだった。
  しかも、これはクラッシック限定らしいのだが、永久権利での契約 ( DENON で発売 ) という
事情が関係しているのかもしれない。
国によっては Eurodisc Ariola は配給関係があったので、おそらく、このような事情もあって
Ariola で発売されていたのではないか、と考えられる。
  しかし、79年にフランスで発売された ”L'ecume Des Jours D'apres Boris Vian ”  は
80年に日本フォノグラムの『ユーロ・ロック・スーパー・コレクション』のうちの 1枚として
廉価盤で発売されたことがあるので、こちらから聴いた人が多いかもしれない。
流石に廉価盤での発売だけあって、オリジナルのゲートホールド仕様ではなく、ものの見事に
裏に解説 ( というよりも役に立たない感想文だったな ) が印刷されていたシングル・スリーヴ
仕様での発売だったが。(泣) 
唯一の救いと言えば、某 K社のような劣悪な音質ではなく、国内盤としての音質のレヴェルを
維持していたことか。(笑)
  さて、Mémoriance 2枚のアルバムと1枚のシングルを発表しただけで解散してしまった
短命なグループであったが、ユーロ・ロック・ファンには比較的知名度が高い筈だ。
僕はリアルタイムで聴いてきたので、個人的には”Et Après ... ” の方が好きだ。
渋谷のCISCOに新譜として入荷してきたものを¥2,000程度で入手したように思うが、どうして
予備知識なしで買う気になったのかは思い出せない。
ジャケのイラストだってお世辞にも巧いとは言えないからね。
  多分、メンバー編成が決め手だったのかもしれない。当時は外れを引いたことがなかったから。
結果?もちろん、大当たり・・・ただし、リズム隊に難がある、と思う。
これはフランスのグループに多かったので、まるで聴けない程に酷いというレヴェルではないが。
未だに正規にCD化されていないようだが、これは何とか復刻してもらいたいね。

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