Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 16 )

♪ 今日もイタリアものから選んでみた。
P.F.M とくれば、次にくるのは当然の如く Acqua Fragile だろう。
今回は珍しくストレートできたでしょう。道理で東京にも雪が降った筈だ。(笑)

 20080121141856.jpg  20080121141733.jpg
 Acqua Fragile / Self Titled  ( '73 )
       Ita ; Numero Uno / RCA‐Italiana     DZSLN‐55636      ( L )
           Jap ; Seven Seas ( Numero Uno ) / King    K22P‐113  ( R )  ( '81
)

  20080121142507.jpg


  20080121142844.jpg     20080121143046.jpg
 Jap ; Numero Uno / BMG Fun House     BVCM‐37505   ( '04 )

♪ 
これはP.F.M がプロデュースしたグループ、ということで期待して聴いた記憶がある。
  もちろん、この当時には未だ『キング・ユーロピアン・ロック・コレクション』は無い。(笑)
77年か78年だったと思うが、当時の僕にとっては¥10,000というのは大金だったので、まさに
清水の舞台から飛び降りる覚悟で大枚を叩いてイタリア・オリジナルを中古盤で入手した。
  最初の印象はイタリアらしくない、どちらかと言うと非常にブリティッシュ・ロックからの影響が
大きいサウンドだな、と感じた。
  実際のところ、 キーボードやギターは露骨なぐらいに Genesis ぽいし、アカペラで歌へと
導いてゆくところ等は完全に ”In A Glass House” 辺りの Gentle Giant を想起させる。
  あるいはコーラスを重視したフォーク・ロック調の曲では C,S, N & Y を手本にしていることは
明らかだろう。
こんな風に書いてしまうと、ちょっと身も蓋も無い感じだろうが、そこは流石に英国とは何処かしら
雰囲気が異なるイタリア特有の空気が漂ってくる。
それから数年後に、ようやく『キング・ユーロピアン・ロック・コレクション』の 1枚として
陽の目を見たが、ほぼイタリア盤のポスター仕様を再現していたものの、音質は良くなかった。
  尚、BMG から発売された紙ジャケもポスター仕様を再現しているが、残念ながら細かい点を
指摘すれば完全にはオリジナルどおりではない。
オリジナル盤には背の部分に Acqua Fragile とは入っていない。(苦笑)

 20080121141831.jpg
 
  20080121143523.jpg
   20080121143550.jpg
 ♭Acqua Fragile / Mass Media Stars   ( '74 )
    Ita ; Ricordi / Phonogram   SMRL‐6150
      Us ; Import / Jem   IMP‐1005
        Jap ; Seven Seas ( Ricordi ) / King    GFX‐2055  ( '79 )

 20080121142858.jpg
Jap ; Numero Uno / BMG Japan   BVCM‐37954  ( '07 )

♪ 
これは米盤で聴いた。その後、一時的にイタリア盤を持っていたが、当時は前作程に魅力を
感じなかった為に手放した。
それにも拘らず『キング・ユーロピアン・ロック・コレクション』の第 2回目で発売された時に
買ったのだが、何故なのかは思い出せない。
いま聴くと、これもなかなか素晴しい、と思うのだが、あまりにも洗練され過ぎている演奏や
露骨なぐらいにイタリアらしさを感じさせる他のグループと比べて物足りなさを感じた為だろう。
この 2枚の紙ジャケは24bit K2 でマスタリングされているので、非常に音質が良く、全体的に
音像が明確に感じる。
アンプのトーン・コントロールをキャンセルしてフラットで聴いてみると良いだろう。

関連記事

コメント

非公開コメント