Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 14 )

 ♪ 『白熊の耳:定番音盤試聴記』の14回目は番外編の第2弾ということで、イタリアから
超有名グループ New Trolls を選んでみた。
 ただし、白熊的には”Concerto Grosso Per I ” は間違っても選ばないぞ。(笑)
確かに名盤かもしれないけれど、実は A 面よりも B 面の方が好きな人なので、ここは必殺の
UT ” が選ばれて当然だろう。 


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 New Trolls / UT     ( '72 )
     Ita ; Cetra / Fonit‐Cetra    LPX‐20
         Jap ; Seven Seas ( Cetra ) / King    GFX‐2050  ( '78 )

 ○ Jap ; Arcangelo / Disk Union   ARC‐7064   ( '04 )  
♪ このアルバムと出逢ったのは、僕が19歳か20歳の時だから1974年か75年ということになる。
あれから32年の歳月が経ってしまったのか。道理で歳をとった筈だ。(苦笑)
当時には未だ『キング・ユーロピアン・ロック・コレクション』はない。
このシリーズが登場するのは、記憶違いでなければ78年頃で、”Fool's Mate” の編集長だった
故 北村昌史君やたかみひろし氏の尽力によって実現したものだ。
このシリーズに登場したレコードの多くは、既に僕が知っていたものが多く、たとえ輸入盤で
持っていても、ある種の珍しさから買ったものも結構あった。
  しかしながら、僕は普通にロックが好きなだけでコレクターじゃなかったので、流石に某誌の
カタログ本に載るようなイタリアの超廃盤クラスのLPは持っていなかった為に、このシリーズで
発売された Il Paese Dei Balocchi や Triade とか Raccomandata Ricevuta Ritorno 等は
キング・ユーロピアン・ロック・コレクション』で入手して聴いたものだ。
  好奇心からオリジナル盤と国内盤の聴き比べをしてみた結果、天と地ほどの違いもある
音質の差に愕然としたことが、いまとなっては懐かしい想い出だ。(笑)

♪ アルバムによっては猫の目にようにコロコロと方向性が異なることから、New Trolls
サウンドは掴みづらい傾向にあるかもしれない。
Concerto Grosso Per I ” のように美しいサウンドとへヴィーなサウンドが同居しているかと
思えば、本作のようにイタリアン・ハード・ロック・アルバムとも言うべきものもある。
僕は彼等のアルバムのすべてが好きではない。
  例えば”NT Atomic System” や "Tempi Dispari" 等は聴く機会が極端に少ない・・・というか
聴かない、と言った方が良いだろう。
この”UT ”や ”Concerto Grosso Per I ” とか Osanna の ”Palepoli” からイタリアの
ロックを本格的に聴き始めたことも関係があるのかもしれない。
へヴィー・サウンド一辺倒ではなく、時折、哀愁を帯びたメロディーにヴォーカルが絡んでくる
辺りは、これぞイタリアならではの叙情性、という感じを充分に抱かせてくれる。
このアルバムに対する僕の熱い想いは32年前と何ひとつ変わらない・・・

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