Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 8 )

♪  しつこく続いている『白熊の耳:定番音盤試聴記』の第 8回目は、、Pグレ者御用達の
定番中の定番とも言うべき音盤である ”McDonald And Giles” を選んでみた。
  本来であれば King Crimson の ”In The Court Of The Crimson Kingを選ぶのが
順当なところのだろうが、昨日にエントリーした Traffic の関連作でもある、という理由の方が
優ったので、こちらを選んだ。
確かに King Crimson はロック史上に残るグループであるので、いずれ取り上げることにする。
  ただし、予め断っておくけれど、白熊的には ”In The Court Of The Crimson King” を
選ぶことは間違ってもない、と思う。(笑)

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McDonald And Giles / Self Titled  ( '70 )
   ● Uk ; EG / Island     ILPS‐9126

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 ● Us ; Cotillion / Atlantic    SD‐9042
      Jap ; Atlantic / Warmer Bros.‐Pioneer   P‐8034 A 
                                                   帯は2nd プレス以降のもの

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 ○ Jap ; Atlantic / East West Japan  ( Distributed By  Warmer Music Japan )
                                   AMCY‐2729   ( HDCD )
     特典帯は飽くまでイメージ

♪  もしも、1970年に King Crimson の分裂がなかったら、ブリティッシュ・ロック・シーンは
現在と違った形態を呈していたのだろうか?
そんな考えが脳裏を掠めた。
  そしてMcDonald And Giles というデュオも生まれなかったかもしれない。
King Crimson との決裂にいたる経緯は、伊藤秀世氏の解説に詳しく書かれているので
省略することにするが、不足している分については海外のサイトから情報を得ると良いだろう。

♪ このアルバムと僕が最初に出逢ったのは、例によってワーナー・ブラザーズ・パイオニアから
発売された国内盤だった。
確か時期的にも”Rock Age”の花帯が付けられていた盤だったように思うが、何しろ、遥か
37年以上前のことなので、既に記憶が忘却の彼方・・・
という訳で記憶が曖昧な点をお許しいただければと思う。(爆)
 もちろん、King Crimson の元メンバー…それも重要なポジションにいた2人が組んだ
初めてのアルバムだ。
これだけでも買い確定な訳だけど、何と!更に大好きな Steve Winwood がキーボードで
参加している、となれば、これは絶対に買うしかない!と。
少ない小遣いを手に握り締めながら、意気揚々と行きつけのレコード店へ買いに行った次第。
僕は小生意気なロック小僧でしたからね。
  やっぱりね、この国内盤は音質が良くなかったなあ。
買った当時は判らなかったけれど、後に英 Island 盤 ( 流石に Pink‐ i ではなかったが ) を
入手して聴いてみて、あら吃驚 ! ! ! ! と ! が 4つは付くぐらいの音質の差に愕然とした。(爆)
CDも同様で、この紙ジャケ( 札幌の某店に入荷した奇跡のデッド・ストック品を定価で入手 )は
従来のCDと比べれば多少はマシだけど、同じ HDCD でも Virgin 盤の方が優れているからね。
  まあ、これは好みの問題だろうけれど、僕はLPの頃から米盤よりも英盤の音の方が圧倒的に
好きだったし、ヨーロッパ盤も国によって違いがあって面白かった。
  話題転換・・・
各曲についても省略。(マテ ああだ幸田未来・・・じゃなかった・・・こうだと書くのも嫌だからね。
  ただ、これだけの技巧派の面子が揃って制作されたことは奇跡だ、と思う。
僕には King Crimson の分裂がなかったら、この傑作アルバムが産み落とされることは
無かったような気がした。
  70年代ロック・シーンの奇跡・・・そして、永遠に輝き続けている彼等の唯一のアルバムだ。
言葉は要らない。
ただ黙って聴くことが至福の瞬間を約束してくれる切符なのだから・・・

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コメント

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こんにちは

これは個人的に’70年代のベストアルバム5枚のうちの1枚に入る作品です。クリムゾンより好きです。どこか浮世離れしていて・・・じれったいところが好きなんです。音質はおっしゃるとおりこもっていたと思いますが、そこが結構好きだったりします。1曲目2曲目が好きかな・・・B面よりも。

英アイランド盤

確かに英アイランド盤の録音レベルの高さは全然違いました。「太陽と戦慄」の低音の響きは、オーディオチェックシリーズのレイモン ルフェーブルの半速カッティングのものと同等でした。当時のセパレートステレオのプレイヤー部がダイナミックレンジの大きいレコードをトレース出来なかったので、国内盤は、レベルを押さえていたのかもしれません。

「英アイランド原盤」なる言葉も当時ありました。
メタルマザーを輸入してたんでしょうね。

♪ evergreenさん、nrさん、コメント感謝です。

>evergreenさん
 実は僕もKing Crimsonの某アルバムよりは10倍以上は好きです。(笑)
時折、ハービー・マン風のフルートが入ってくるところもポイント高しです。

>nrさん
 セパレート・ステレオを使ったことが無いので判りませんが、そういうものなのかもしれませんね。
ハーフ・スピード・カッティングのLPはSONYが得意としていましたね。
実は我が家にある父親所有のBilly Joelの”Stranger”がハーフ・スピード盤ですが、当時はPink Floydを買って欲しかった、という想い出があります。(爆)

店長の膨大な知識の中で有名どころをあげているこのシリーズでなんだか、通の方のコメントが増えているようで嫉妬で眠れないぷくちゃんといいます。きぃー!(馬鹿)

さてこのアルバムですか。イアン(←友人?)の抱いている女性の顔が色々あるって本当でしょうか?まあ私の彼女ではないのでどうでもいいのですが。

>実は我が家にある父親所有のBilly Joelの”Stranger”がハーフ・スピード盤ですが

げげげ!さすがは白クマパパ。我が家では父は布施明も洋楽だと信じていました・・・

♪ ぷくちゃん、亀レスですいません。

>イアン(←友人?)の抱いている女性の顔が色々あるって本当でしょうか?
 初耳です。羨ましい…あ、違った。
単なるガセネタでしょう。