Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 7 )

♪ 『 白熊の耳:定番音盤試聴記 』も第 7回目・・・つまり今日で 1週間連続で同じ企画を
エントリーし続けていることになる。
飽きっぽい性格の割には随分と長続きをしている企画だな。
  というか、ただ『定番』という名の下に手抜きをしているだけのような気が。(コラ
おまけに何だか息が詰まりそうな感じなんだよね、『定番』というやつは。
この企画の為に何を選ぼうかな、と棚に収まっているCDを見ていて思ったのだが、大体にして
人生そのものが Outside なんだから、当然の如く音盤もメイン・ストリームから逸れたものを
好んで聴いてきたことが多かったな、と今更ながらに気が付いたりして。(苦笑)
  さて、アメリカも飽きてきたので、再びブリティッシュ・ロックに戻って選んでみよう。
ここは Traffic が相応しいかな。( ←まるで根拠がない発言だが )
彼等の数ある傑作アルバムから何を選ぼうか、と迷いながらも選んだのが、70年に発表された
John Balycorn Must Die” だ ! !
 
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 Traffic / John Balycorn Must Die ( '70 )
      Uk ; Island   ILPS‐9116

 
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  Us ; United Artists      UAS‐5504   ( L )
     Jap ; Island / Nippon Phonogram   SFX‐7205  ( R )
 
 
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 ♭Traffic / John Balycorn Must Die + 4   ( '03 )
     
Jap ; Island / Universal    UICY‐9273

♪  Jim Capaldi刻むようなドラムスのリズムに導かれるかのように Steve Winwood が弾く
カッコいいピアノとオルガンの音色に絡み合うような Chris Wood のジャージーな管楽器が
聴こえてくる ”Glad” で不覚にも心を鷲掴みにされたかと思うや、今度は ”Freedom Rider” で
決定的にKOされてしまう。
  本作は彼等のアルバムの中でも少し異色な作品であると思うが、理屈抜きにカッコいい!と
感じさせてくれる佳作だろう。
サイケデリックな ”Dear Mr.Fantasy” の方が一般的な意味での『定番』に相応しい音盤には
違いないが、そこは飽くまで白熊的な 『定番』の解釈、ということで勘弁願いたい。(笑)
  まず最初に聴く時はボートラの 4曲を外して、できればオリジナル・フォーマットのLP形式で
聴くつもりで楽しんでもらいたい。
  何故ならば、本作が最初の曲である ”Glad” に始まり、 最終曲の ”Every Mothers Son” で
見事に完結している音盤 ( 敢えて作品と呼ぼう ) であることが判る筈だから。
それを理解したうえで、今度はボートラを聴いてみると良いかもしれない。
  いや、そうすることが望ましい聴き方なのだ、と感じさせる重厚な作品である、と思う。

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コメント

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これは好きな一枚です。私は関西人でもないのに関西弁を使う関東人が嫌いで、それと同様に黒人でもないのに黒人のように歌いあげる白人シンガーが嫌いです。

でもウインウッドは別格。それを許してしまうものがあります。

♪ ぷくちゃん、コメント感謝です。

>でもウインウッドは別格。それを許してしまうものがあります。
 凄い比喩だなあ、と思いましたが、僕も同感ですね。
単なる模倣ではない本物を感じさせるからではないかな、と思います。