Polar Bear's Ear:Famous Albums Audition Description = 白熊の耳:定番音盤試聴記 ( 6 )

♪ 性懲りもなく『白熊の耳:定番音盤試聴記』の第 6回目をやります。いつまで続く?
前回が『鋼鉄の蝶』ならば、今回は『ヴァニラ・ファッジ』と来るのが順当なところだろうが、そこは
捻くれ者がやっているBlogなので、今回はやらないぞ。
みんなが忘れた頃にやることにしたが、本人が忘れたら仕方ないね。(笑)
  さて、今日の為に選んだ音盤は、これぞ『定番』というべき 1枚だろう。
70年代のアメリカン・ロック・シーンに燦然と輝く不朽の名作 ”Naked Song” を送り出した偉大な
キーボード・プレイヤーであり、SSW でもある Al Kooper だ ! !

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 Al Kooper / Naked Songs  ( '73 )
    Us;Columbia    KC‐31723    ( L )
   Jap ;CBS‐SONY   SOPL‐140  邦題:
赤心の歌
      Jap ; Sony Music / Sony Music Direct   MHCP‐597  ( R )

♪ 
古くからの活動暦がある Al Kooper であるが、僕が彼のことを知ることになった契機は
日本グモフォンから発売されていた The Blues Project の ”Live At The Town Hall”  の
国内盤を入手してからだった。
その頃には既に彼は B,S & T を脱退していて、何枚かソロ・アルバムやセッション・アルバムの
草分け的存在として有名な”Super Session” を発表していたように思う。
結論を述べるならば、ロック的な面白さを感じたい人には本作は向かないだろう。
そういう人であれば、”New York City ( You 're  A Woman )” の方が遥かに楽しめる、と
僕は確信している。
白状をしてしまうと、実は僕自身もLPではこのアルバムを入手していない。
  少なくとも、国内盤として2回は発売されていた筈であるが、何となく敷居が高く感じられた為に
入手することがなかったのだろう、と当時を振り返ってみて気が付いた。(笑)
  おそらく、2005年2月に SONY Music Direct が再度の紙ジャケ化を実現しなかったならば
入手することがなかったかもしれない。
そうはいえ、歌ものが好きな人ならば聴くべき音盤だろうし、そうでない人も聴いてみる価値は
充分にある筈だ。
  Al Kooper のアルバムが復刻されているのは日本だけだという。
本国では紙ジャケはおろかCDでさえ復刻されていない、という話には驚いたが。何でだろう?
このアルバムについて多くのBlogで語られることといえば、CMでも使われた ”Jolie” のことだ。
実際、僕も名曲だ、という点では異論がないものの、Free Soul 云々という低次元では語って
欲しくないんだよね。
この曲を聴くのが目的ならば、国内盤の編集盤を入手すれば充分だろうからね。(爆)
  さて、本作のアルバム・タイトルが”Naked Songs” であり、国内盤の発売時から邦題が
赤心の歌』となっているが、実際に聴いてみると納得できるから凄いよなあ。(笑)
意味どおりに訳すれば『ありのままの歌集』というものだからねえ・・・まあ、適訳だろうね。
買うならば紙ジャケで、それも MHCP‐597 のカタログ番号の方を薦める。
 
ただし、既に完売状態で入手が難しくなっているようだが、苦労をしてでも入手する価値が
絶大にある音盤なので頑張って欲しい。
  とりあえず、プラケース仕様では再発売 ( 何回目だ?) されているので入手可能だが。

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コメント

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『時の流れるごとく』でしたか?
好きです。

♪ twinkleさん、コメント感謝です。

>『時の流れるごとく』でしたか?
好きです。
 2曲目ですね。これも良い曲だと思います。

こちらにも失礼します。
そう言えばこれも大好きな1枚です。
Paul Wellerが目指した路線で、それが叶わないとか何とかという説があるようです。
確かに100年あっても追い付けなさそうな洗練され具合ですからね~。

♪ chitlinさん、亀レスですいません。
おお、流石に聴くものの守備範囲が広い人の発言ですね。
僕などはThe Jamすら聴いておりません。(汗)