Memory Of Sensitive Time =多感な時期の頃の想い出:Part 3

♪ 中学生ぐらいの年頃というのは、実に気難しい時期なのかもしれない。
特に中学 3年生ともなると、非常に身近な問題として、高校受験という現実が否応なく目の前に
大きく立ちはだかってくるのだ。
   何かに対する苛立ちや自由にならないもどかしさとの闘い…
非情な現実を知ることによって、人は大人へと次第に目覚めてゆくものである、ということを
思い知らされる時期でもある。
    そんな多感な時期を過ごさなければならなかった自分にとって、音楽を聴くという趣味を
持ったことが救いだったのかもしれない。
音楽雑誌やラジオ番組から得られる情報を頼りにしていた頃…
本当は聴きたくても、少ない小遣いでは買えなかった LP には特別な思い入れがあるものだ。
今日はそんなアルバムの中から1枚だけ選んでみた。


 本日のお薦め音盤

  Renaissance-Self-Uk.jpg    Renaissance-Self-Us.jpg

 Renaissance / Self Titled  ( '69 )
       Uk ;Island      ILPS‐9114       ( L )
          Us ;Elektra    EKS‐74068 
    ( R )
          Jap ;Elektra / Nippon Victor    SJET‐8239

♪ いまでこそ超有名盤である”Renaissance” のデビュー・アルバムも、発売された当時には
アンダーグラウンドなロックとして捉えられていた 1 枚であったのだ。
米  Elektra 盤が輸入盤として入荷して以来、一部のロック通を気取った人種だけが¥2,800 也の
大枚を叩いて入手していただけに過ぎなかったのである。
米盤が¥2,800  していた感覚というのは、いまの人達には解らないだろうなあ。(笑)
特に田舎暮らしをしていた庶民的な自分としては国内盤に頼るしか方法がなく、このアルバムが
日本ヴィクターから発売されるまで待たなければならなかった。
 確か権利関係の問題によって、半年ぐらい遅れの翌年 ( 1970 ) に発売された。
実際に僕が入手したのは、更に数年遅れてSWG規格で再発売された盤であったが。(爆)
そういうような経緯がある為に、僕は英 Island 盤よりも米 Elektra 盤のデザインの方が数倍も
好きだったりする。
どちらが好みなのかは過ごした時代の違いにも起因するものなのかもしれない。
    原点回帰…それは誰もが想い描く、謂わば懐かしき心の故郷ともいうべき音盤なのだろう。

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