Which Truly Being Bad As For Record Company ? =本当に悪いのはどこのレコード会社なのか?( Part 1 )

♪ 今日から本格的に『本当に悪いのはどこのレコード会社なのか?』というテーマで数回に
渡って書いてゆくことにする。
  まず、その Part 1 として、何故だか諸悪の根源とされてきた CD とは名ばかりの規格外の
製品 ( CCCD =セキュアCD ) を平然と売り続けてきた今までの悪行が忘れられた感がある
EMI Music Japan から始めることにする。(苦笑)
これまでのフィフティー・フィフティーの資本提携の形態から東芝がレコード事業から撤退する為に
EMI に株を売却したことにより、そ
の資本が100% になった。
その
為に、東芝EMI  から EMI Music Japan へと社名が変更になったことは既に御存知だろう。
  最近では John Lennon の数々の名作アルバムが紙ジャケによって復刻されたり、いよいよ
来年から Harvest レーベルの紙ジャケ・シリーズがスタートする、という新展開を見せ始めている。
  しかし、ちょっと待って欲しいのである。
どうも皆さんは何かを忘れているのではないだろうか。
  確かに、以前の東芝EMI 時よりも、EMI Music Japan になってからの方が紙ジャケになる
カタログの間口が広がってきているように思う。
Universal の迷走振りに注意が向いてしまい、まんまと罠にはまってしまったのではないだろうか。
  いや、失礼・・・どうも僕には本質的な部分で何も変わっていないように感じたものでね。
本国でリマスターされたカタログを単に紙ジャケにしました、というレヴェルではなく、発売時に
付属していたものも含めて再現した本当の完全復刻、というのであれば、価格に多少の割高感が
あろうとも納得できるだろう。
  しかしながら、本国でリマスターされていないカタログを国内独自でリマスターすらできない、という
根本的な会社としての本質が何も変わっていないことに気がつくべきではないだろうか。
  ただパッケージをプラケースから紙に変えただけで、本来の商品としてあるべきの品質を
少しでも向上してから提供しよう、という努力の形跡すら認められないままのものを平然と
売る会社である。
それを紙ジャケになったから、と有難く買ってしまうユーザー側にも重大な責任がある筈だ。
  もちろん、これは自分に対する反省を含めて、であるが。あ~、 耳が痛いな。(苦笑)
価格だって決して安くない。
シングル・スリーヴやゲートホールド・スリーヴといった通常仕様の音盤¥2,600 である。
所謂、変形スリーヴや付属物が多い特殊仕様の音盤が実に¥3,000 もするのだ!
平均価格にすると・・・¥2,800 だ。
ちなみに、何かと非難されている Universal の紙ジャケの価格が最高値でも¥2,700 である。
両者ともオリジナルLPからの復刻再現度は非常に優秀である、と言えるので、これは互角と
思うものの、本国でリマスターされていない音盤を独自にリマスターしている、という点では
 Universal の方がポイントが高いことは明白である。
EMI Music Japan 平均価格で¥2,800 の紙ジャケ・・・これを本来の商品としてあるべき
形態として、本当に納得しながら安いと思って買う人が、果たして何人いるのだろうか?
  少なくとも、僕には疑問を残したままで買わざるを得ない、という以前とは何も変わっていない
状況にしか思えないのだが・・・

 ☆
本日のお薦め音盤 

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 Asgard / In The Realm Of Asgard  ( '72 )
      
Uk ; Threshold / Decca   THS‐6
♪ 
かつては第2 の Moody Blues とか呼ばれた AsgardIn The Realm Of Asgard
選んでみた。
別にマニアックな音盤ではないが、もしも、これが国内盤として発売されていたとしたら、おそらく
彼等に対する見方が変わっていたに違いない。
Moody Blues というよりは、この時期に登場したB級のブリティッシュ・ロック・グループらしい
コーラス・ワークとヴォーカル、そしてギターの音色が涙を誘う。(笑)
決して完成度が低い訳ではないのに、何かが足りなかった為に
メジャーになれなかった数多くの
グループ達とは一線を引くサウンドだ、と思う。
敢えて言うならば、第2 の Moody Blues と呼ばれたことが彼等の不幸だったのではないだろうか。
CD化によって国内盤として陽の目を見たものの、その時の盤は音質極悪であった為に、随分と
落胆した覚えがある。
オークションでプレミアが付けられていたとしても、このCDには買う価値がないので注意したい。
現在は Progressive Line から復刻された 24bit リマスター盤が入手可能だ。
  やはり、これは紙ジャケで復刻して欲しい 1枚だろうね。(笑)

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